推しとの思い出とか色んな事

推しくんを追いかけていて得た事、感じた事とかを書く。

失礼すぎる観劇の感想。

知り合いがとある舞台に出演するというので、見てきました。

毎年定期的に色んな会場で公演を行っている劇団さんで、私も過去に何度か足を運んでいたのですが、推しくんを追いかけ始めてからは他の舞台に通う時間の余裕が無くなって数年間足が遠のいていました。今回はちょうど推しくんの現場が終わってからのタイミングだったので、お久しぶりの観劇に行ってきました。

 

そこには以前と変わらぬ劇団さんの色がありました。どんなにブラックなお話でも笑いどころがいっぱいあって、大人向けのダークな笑いがふんだんに盛り込まれてて、きっと以前の私だったら変わらず楽しんで見れていたんだと思います。

でも、今回は楽しくありませんでした。

ビックリしました。

役者さんがステージに上がる。台詞を発す。その瞬間に、「あれ……」と思いました。普段私が推しくんを追いかけて見てきた舞台とは格段に違うものがありました。

普段見ている舞台の方が何倍も楽しい。もっとワクワクして、ステージ上から目が離せなくなるのに。今日はお話に入り込めない。ずっと俯瞰で遠い位置からステージを眺めている。気持ちが盛り上がらなくて、ひどく冷静でしかいられない。

そして、役者さん方が台詞を発して動き回る度に、私はこんな事を思ってました。

 

「推しくんって、演技うまかったんだ……」

 

正直言って目の前の役者さんとは雲泥の差でした。

台詞の圧も、立ち振る舞いも、何もかもの差が歴然で驚きました。推しくんって素晴らしい。この時身を持って感じました。全く違う別の舞台を眺めながら推しくんを思い出して感動するという、あまりにも申し訳なさすぎる楽しみ方をしてきました。

 

正直すぎる感想をそのままここに書いてしまいましたが、別にその劇団さんが嫌いになったとか知人が下手くそだったというわけではないのです。演出にも細やかな意図が感じられましたし、驚くような結末でしたし、普通に楽しんで見れたはずなんです。

ただ、あまりにも豪華な舞台を見すぎて、私の感覚が大分当時とはズレていたんだなあと気づきました。

とても失礼すぎる感想なのですが、推しくんの素晴らしさを改めて強く感じる事が出来たので、とても有意義な観劇でした…。いや、面白かったです、ちゃんと。ただ色んな舞台を見すぎて途中から結末が予想出来てしまって…本当に申し訳なさすぎる客だったなあと思います。勿論知人にはプラスの感想しか伝えてないし、理由はともあれ「またこの感動を味わいたいから見に来るね」と伝えました。

 

私達は決して安くはないチケット代を支払って推しくんのいる舞台に足を運びます。「この舞台チケ代高いんだよなあ…」なんて愚痴をこぼす時もあります。

でも、先日の観劇を経てから、「今まで見てきた舞台はチケ代に見合う楽しさだったなあ」「今まで払ってきたチケ代は正当だったなあ」と思えるようになりました。推しくんを見れて楽しい舞台を見れて、それでこのお値段?お得じゃん??

チョロい客なのでおかげでポンポンと推しくんのチケットを増やしてしまいました。現場に入る予定の倍の日数申し込んじゃったよー!無事に全部当たれ!!

 

正直すぎる大変失礼な感想文でした。

今日はこれからニ推しさんのドラマをまた見ます。楽しみ。

 

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