劇場の話とか。
刀ステを見に行ってから、色んな事を考えて考えて考えて、何とか自分なりに感想をまとめてみようと思ったけど、その都度悲しくなってしまって手を止めるという毎日を繰り返してました。
感想文を書くのは諦めました。
とにかく大般若さんが素敵だったのでお写真を見ては幸せな気持ちになっています。
さて、本題。
アイア2.5シアタートーキョーが閉館するそうですね。個人的には好きな劇場ではなかったのですが、一時期頻繁に通っていた時期があって推しくんとの思い出がある劇場なので寂しいといえば寂しいです。
ブルーシアターも無くなったばかりなので、今後きちんと劇場が足りるか心配です。
2.5次元等の舞台作品が激増している今、劇場が需要に間に合っていないように思います。キャパが小さくてチケットが取れないとか、公演日数が少なくてチケットが取れないとか、作品の大きさに対して舞台制作側が上手く対応し切れていないような気がしているのですが、仕方のない事なんでしょうね。ストレートな舞台はともかくとして、2.5次元ものは取扱いが非常に難しいと勝手に思ってます。私はストレートな舞台の方が見ていて好きなんですけど、演出脚本によっての当たり外れが大きいので…原作のある2.5の方が作品としては見やすいのかな…でも2.5はキャラクター再現度等の難しさもあるので、うーん。
今まで見に行った舞台を思い返してみて、どこの会場が一番好きだったかなーって考えた時に、案外地方の劇場の方が気に入ってるかもしれないって思いました。遠征の道中の楽しさも相まって思い入れが強くなりがちなんですけど、でもやっぱり地方って劇場数自体が少ないじゃないですか。必然的に立派な劇場を使う事になるので、楽しいです。
東京の醍醐味は、立派な劇場も勿論ですけど、寧ろ小劇場が乱立しているところが魅力的だなーって思います。電波の届かないような地下の劇場とか、椅子が古くて不安定な劇場とか、やたら段差が高かったり逆に段差が全然無かったり。古い劇場も綺麗な劇場もいっぱいあって、会場ごとの特徴が全然違って初めて行く場所はワクワクします。「椅子が固い！」とか「見づらい！」とか、ついつい文句は言っちゃいますが(ごめんなさい)、私はそんな嫌いなところも含めて色んな劇場に通うのが好きです。演劇の醍醐味を味わっているかのような気持ちになります。(ただ長時間公演をやる場合は椅子の具合が宜しい会場でやって頂きたいです、是非)
明治座も凄く楽しかったです。初めて行きました。思わず手土産を増やしてしまいました。
何はともあれ、結論としては「誰か椅子が柔らかくてロビーが広めで物販スペース広くて通いがいのある大きくて綺麗な劇場を作ってくれないかな」って感じです。そうして大きく話題になる舞台作品をいっぱい作ってもらって推しくんがそれに出演して話題になって大きく売れてほしいということです。
そんな感じです。
次の刀ステも心を強く持って見に行きます。初演で見たときからずっと、鈴木拡樹さんの三日月が好きです……
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